国際的なアクションスターとして活躍しているジャッキー・
チェンが、いよいよ出演作品100本目を数えることになりました。
ジャッキー・チェンの100本目の出演作となる映画は、中国建国の
きっかけとなる辛亥革命をテーマに描かれる「1911」で、
この映画はジャッキー・チェン自らが総監督を務めています。
この作品「1911」は、構想に10年を費やし、製作費も総額で
30億円と言われる超大作です。今年の11月、日本でも公開が
決定してますが、ついに予告編の映像が解禁され、テレビなどで
目にすることが今後多くなりそうです。
中国建国のきっかけである辛亥革命をテーマにした映画は
これまでにも何度か映画化されていますが、いずれも革命の
主人公である孫文や溥儀など、歴史上の有名人を中心に
ストーリーが展開していきます。
しかしジャッキー・チェンの「1911」は、孫文の参謀だった
黄興という人物の視点でストーリーが進行していき、ジャッキー
も黄興を演じています。一般にその名が浸透しているとは
言えない、地味な黄興を主役にしたことで、当時の中国情勢が
鮮明に浮き上がり、結果的に当時の民衆一人一人のドラマも
生き生きと活写されることになりました。ジャッキー・チェンは
「すべての人は『愛』のために大きな犠牲を払った」と映画と
辛亥革命のテーマを口にしていますが、登場人物の誰一人として
ないがしろにすることなく映画の世界観を作り上げた
ジャッキーらしい作品に仕上がっていると早くも評判と
なっています。
なお、この作品で、ジャッキー・チェンは実子である
ジェイシー・チェンと初めて本格的に共演することも大きな
話題となっており、年末11月の封切りをいまから
楽しみにしているファンも多くいるようです。
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